シャッターの交換や新設を検討するとき、最初の一歩が「サイズ(寸法)の把握」です。正確な採寸は最終的にプロが行いますが、幅・高さのおおよその寸法を自分で測っておくと、相談や概算見積もりがスムーズになります。
本記事では、採寸で押さえるべき基本寸法、内寸・外寸・開口寸法の違い、タイプ別の測り方、採寸時の注意点、そして交換前のチェックリストまでを解説します。
採寸で押さえる基本の3寸法
シャッターの採寸では、次の3つの寸法が基本になります。
| 寸法 | 測る場所 | ポイント |
|---|---|---|
| 幅(W) | 開口部の左右の内側の距離 | 上・中・下の3か所を測り最小値を確認 |
| 高さ(H) | 開口部の上下の内側の距離 | 左・中・右の3か所を測る |
| 奥行・スペース | シャッターケースや収まりの奥行 | 巻き取り部・取付スペースの確保 |
幅・高さは1か所だけでなく複数箇所を測るのがコツです。開口部は微妙に歪んでいることがあり、最も狭い寸法を基準にする必要があるためです。
内寸・外寸・開口寸法の違い
採寸でよく使われる用語を整理します。混同すると発注ミスにつながるため、どこを指すのかを理解しておきましょう。
- 開口寸法:シャッターを取り付ける開口部そのものの幅・高さ
- 内寸:枠やガイドレールの内側で、実際に人・車が通れる有効寸法
- 外寸:製品や枠の外側までを含めた寸法
「有効開口(実際に通れる大きさ)」と「製品サイズ」は異なります。ガレージなら車が通る内寸、店舗なら什器の搬入寸法など、用途に応じた有効寸法の確認が重要です。
タイプ別の測り方(窓・ガレージ・店舗)
① 窓シャッター
窓枠の開口部の幅と高さを測ります。既存シャッターがある場合は、ガイドレール内側の有効寸法も確認します。
② ガレージシャッター
車庫の開口部の幅・高さに加え、天井までの高さ(シャッターケースの収まり)と、車が通る有効高さを確認します。梁や照明が干渉しないかもチェックします。
③ 店舗シャッター
間口(幅)と高さを測り、什器・商品の搬入に必要な有効開口を確認します。電動化する場合は制御盤・配線スペースも考慮します。
採寸時の注意点とよくある失敗
- メジャーを斜めに当てて実寸より長く測ってしまう
- 1か所しか測らず、開口部の歪みを見落とす
- シャッターケース(巻き取り部)の収まりスペースを考慮していない
- 電動化に必要な電源・配線スペースを想定していない
- 既存の枠・レールを残すか撤去するかで寸法が変わる点を見落とす
※これらの理由から、最終的な寸法は必ずプロの現地採寸で確定します。自己採寸はあくまで概算相談用とお考えください。
交換前に確認したいチェックリスト
寸法とあわせて、交換前に以下も確認しておくと相談がスムーズです。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| シャッターの種類 | 軽量/重量/ガレージ/窓/グリルなど |
| 電動・手動 | 現状と希望(電動化するか) |
| 設置環境 | 下地の強度、電源の有無、搬入経路 |
| メーカー・型式 | 既存製品の型式(部品・納まりの参考) |
| 予算・時期 | 概算予算と希望の工事時期 |
正確な寸法は現地採寸で。まとめ
シャッターのサイズは、幅・高さ・設置スペースの3寸法が基本で、複数箇所を測り最小値を確認するのがコツです。内寸・外寸・開口寸法の違いや、用途に応じた有効開口の把握も重要です。ただし開口部の歪みや納まりの都合があるため、最終的な寸法は必ずプロの現地採寸で確定します。当社では現地採寸・お見積もりを無料で承っています。
シャッターの修理・点検・交換のご相談は当社にお任せください。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に対応しています。現地調査・お見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
付録:本記事で使用した専門用語一覧
| 用語 | 解説 |
|---|---|
| 開口寸法 | シャッターを取り付ける開口部そのものの幅・高さ。 |
| 内寸 | 枠やガイドレールの内側の寸法。実際に通れる有効寸法。 |
| 外寸 | 製品や枠の外側までを含めた寸法。 |
| 有効開口 | 実際に人や車、荷物が通れる開口の大きさ。 |
| シャッターケース | シャッター上部のBOX。巻取りシャフト・バネ・開閉機を内蔵。 |
| ガイドレール | シャッター両端の縦のレール。スラットの走行を案内し脱落を防ぐ。 |