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費用・比較 約3分で読めます

電動シャッターは後付けできる?

手動シャッターの電動化の方法・費用・メリットを徹底解説

電動シャッターは後付けできる?

「毎朝シャッターを上げるのが重くて大変」「高齢の親がシャッターの開閉に苦労している」——こうしたお悩みを根本から解決できるのが、手動シャッターの電動化です。

「電動シャッターへの交換」というと大がかりな工事を想像する方が多いですが、実は既存のシャッターはそのままに、開閉機(モーター)を後付けするだけで電動化できるケースが多くあります。本記事では、電動化の方法、後付けできる条件、費用目安、メリット・デメリットを詳しく解説します。シャッターの重さにお悩みの方は、関連記事「シャッターが重いと感じたら」もあわせてご参照ください。

電動化の2つの方法

① 既存シャッターへのモーター後付け

現在使用している手動シャッターのシャッターケース(まぐさ)内に、電動開閉機(モーター)を後付けする方法です。巻取りシャフトにモーターを取り付け、リモコンや壁スイッチで操作できるようにします。シャッターカーテン(スラットの集合体)やガイドレールはそのまま活用するため、工事費用を抑えられ、工期も短くて済みます(半日〜1日程度)。既存のシャッターを活かせるので、外観の変更もほとんどありません。建物の外壁や開口部に手を加える必要がないため、賃貸物件でもオーナーの了承が得られれば施工可能です。

② 電動シャッターへの丸ごと交換

既存の手動シャッターを撤去し、電動シャッターを新設する方法です。シャッターケース・スラット・ガイドレールをすべて新品にするため、経年劣化した部品をすべてリフレッシュできます。費用は後付けより高くなりますが、最新の耐風圧性能や省エネ性能、静音性能を持つ製品を選べるメリットがあります。近年の電動シャッターは開閉音が非常に静かになっており、早朝や深夜の開閉でも近隣への騒音を気にする必要がほとんどありません。設置から15年以上経過したシャッターの場合は、丸ごと交換の方が長期的に安心です。

後付け電動化の条件と注意点

モーター後付けによる電動化には、いくつかの条件があります。すべての条件を満たすかどうかは現地調査で判断しますので、まずはお気軽にご相談ください。

シャッター本体の状態が良好であること

スラット、ガイドレール、バランスバネ、巻取りシャフトなど主要部品が健全な状態であることが前提です。サビが著しく進行していたり、バネやシャフトの劣化が進んでいる場合は、電動化しても故障の原因を持ち越してしまうため、丸ごと交換の方が合理的です。特にバランスバネは電動化に伴い取り外すケースもあるため、状態の確認が重要になります。

シャッターケースにモーターを設置するスペースがあること

開閉機(モーター)は巻取りシャフトの横または直結で設置されるため、シャッターケース内に一定のスペースが必要です。モーターの大きさはシャッターの間口やカーテン重量によって異なりますが、一般的にはケース内に幅30cm程度の余裕が求められます。シャッターケースが極端に小さい場合や、天井との間隔が狭い場合は、設置できないケースもあります。事前の現地調査で確認が必要です。

電源(100Vまたは200V)が近くにあること

電動シャッターの駆動にはAC100VまたはAC200Vの電源が必要です。シャッター付近にコンセントがない場合は、電気配線工事が別途必要になります。電気配線工事は電気工事士の資格が必要な作業であり、費用は20,000〜50,000円程度が目安です。

後付け電動化が難しいケース

スラットやガイドレールの劣化が著しい場合、シャッターケースのサイズが極端に小さい場合、特殊な形状(アーチ型や変形開口)のシャッターの場合は、後付けが困難なことがあります。また、間口が非常に大きい重量シャッターの場合は、対応するモーターのサイズや出力の関係で後付けが難しい場合もあります。さらに、製造年が古く部品規格が現行品と異なるシャッターでは、適合するモーターが見つからないケースもあります。これらのケースでは丸ごと交換をおすすめします。当社では後付けが可能かどうかを無料の現地調査で判断し、最適なプランをご提案いたします。

電動化のメリット

開閉が圧倒的に楽になる

最大のメリットは、リモコンのボタンひとつでシャッターが開閉できるようになることです。シャッターカーテンの重量(軽量シャッターでも20〜40kg)を手で持ち上げる必要がなくなり、高齢の方やお体に不安のある方の日常的な負担が大幅に軽減されます。腰痛や膝の痛みを抱えている方にとっては、生活の質を向上させる大きな改善になります。実際に電動化されたお客様からは「もっと早くやっておけばよかった」というお声を多くいただいています。

雨天・悪天候時も室内から操作

電動シャッターなら、雨の日や強風の日でも室内からリモコンで操作できます。特に台風接近時、外に出てシャッターを閉める危険な作業が不要になります。車のキーレスエントリーのように、ガレージシャッターを車内からリモコンで操作できるため、雨に濡れずに車庫入れができるのも大きなメリットです。

タイマー・スマホ連動で自動化も可能

最新の電動シャッターには、タイマー設定で決まった時間に自動開閉する機能や、スマートフォンアプリと連動して外出先から操作できる機能を搭載した製品もあります。旅行中に毎日シャッターの開閉を行うことで「在宅中」を演出でき、防犯対策にも有効です。

防犯性・安全性の向上

電動シャッターは手動シャッターに比べて防犯性が高いのも大きなメリットです。電動シャッターにはモーターロック機能が備わっている製品が多く、外部からの手動でのこじ開けが非常に困難になります。また、手動シャッターでは鍵のかけ忘れが起こりがちですが、電動シャッターは閉まると自動的にロックされるため、施錠忘れのリスクがなくなります。

電動化のデメリット・注意点

停電時は手動切替が必要

停電時には電動シャッターは動作しません。ほとんどの電動シャッターにはチェーン式またはハンドル式の手動切替機構が備わっていますが、手動に切り替える手間が発生します。手動切替の操作方法は機種によって異なりますので、設置時に必ず確認し、ご家族全員が操作方法を把握しておきましょう。また、非常用バッテリーを備えた製品もあるため、停電のリスクが気になる方はバッテリー搭載モデルを検討するのもひとつの方法です。バッテリー搭載モデルは、停電時でも数回程度の開閉が可能です。

電装部品のメンテナンス費用

電動化により、開閉機(モーター)、制御基板、リモコン・受光ユニットなどの電装部品が追加されます。これらの部品には手動シャッターにはないメンテナンスコストが発生します。特に開閉機は10〜15年、制御基板は8〜12年が寿命の目安です。モーターの交換費用は50,000〜150,000円程度、基板の交換費用は30,000〜80,000円程度が相場です。ただし、これらの費用を踏まえても、毎日の開閉の負担から解放されるメリットは大きいと感じる方がほとんどです。電動シャッターの故障診断については、関連記事「電動シャッターが動かない原因」で詳しく解説しています。

初期費用がかかる

電動化には当然ながら初期費用がかかります。ただし、毎日の開閉の負担軽減、台風時の安全性向上、防犯性の強化など、長期的なメリットを考慮すると合理的な投資といえます。特に毎日複数回シャッターを開閉する店舗では、スタッフの身体的負担を軽減し、業務効率を向上させる効果も大きいです。窓シャッターの場合は複数箇所を同時に電動化すると、割引が適用されるケースもあります。

電動化の費用目安

方法 費用目安(税別) 工期
モーター後付け(軽量シャッター) 100,000〜200,000円 半日〜1日
モーター後付け(中量シャッター) 150,000〜300,000円 1日
丸ごと交換(電動・軽量シャッター) 250,000〜550,000円 1日
丸ごと交換(電動・重量シャッター) 800,000〜1,500,000円 1〜2日
電源配線工事(必要な場合のみ) 20,000〜50,000円 半日

後付けと丸ごと交換の費用差は10〜20万円程度ですが、シャッター本体の状態が良好であれば後付けがコストパフォーマンスに優れます。本体の劣化が進んでいる場合は、同時に交換した方がトータルコストを抑えられます。例えば、設置から10年以内で大きな不具合がなければ後付けが最適ですが、15年以上経過してバネやスラットの劣化が進んでいれば、丸ごと交換の方が結果的にお得になるケースが多いです。修理費用全般については、関連記事「シャッター修理費用の相場」もご参照ください。当社では後付けと丸ごと交換の両方のお見積もりをお出しし、お客様にとって最適な方法をご提案いたします。

まとめ

手動シャッターの電動化は、多くのケースで後付けモーターの設置により実現できます。シャッター本体の状態が良好で、シャッターケースにスペースがあり、近くに電源があれば、半日〜1日の工事で完了します。

毎日のシャッター開閉の重さに悩んでいる方、ご高齢のご家族がいらっしゃる方、台風時の安全性を高めたい方にとって、電動化は非常に効果の高い解決策です。費用は後付けなら10万円台から対応可能です。まずは現地調査で電動化が可能かどうかを確認いたしますので、お気軽にご相談ください。

シャッターのことなら当社へご相談ください

シャッターのトラブルやお悩みは、当社にお任せください。現地調査・お見積もりは無料、即日対応も可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

▶ お問い合わせはこちら:https://kanto-shutter.info/

付録:本記事で使用した専門用語一覧

用語 解説
開閉機(モーター) 電動シャッターの駆動装置。後付けも可能。
シャッターケース(まぐさ) シャッター上部のボックス。モーターを収納する。
巻取りシャフト シャッターケース内の回転軸。
スラット シャッターカーテンを構成する羽根板。
ガイドレール シャッター両端の縦レール。
バランスバネ(スプリング) シャッターの自重を相殺するねじりバネ。
制御基板 電動シャッターの開閉を電子制御する回路。
受光ユニット リモコン信号を受信する装置。
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