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トラブル解決 約3分で読めます

シャッターの音がうるさい原因と解消法

キーキー・ガラガラ・ガタガタ…音の種類で原因を見分ける

シャッターの音がうるさい原因と解消法

シャッターの開閉音が「以前よりうるさくなった」「早朝や深夜の音が近所に響かないか心配」という悩みは少なくありません。とくに住宅街の店舗や集合住宅では、開閉音が近隣トラブルの原因になることもあります。

シャッターの騒音は、潤滑不足やレールの汚れ、部品の緩み・劣化など、多くが日常のメンテナンスで改善できるものです。一方で、バランスバネや開閉機に起因する音は放置すると故障につながるため、原因の見極めが大切です。本記事では、音の種類から原因を切り分け、自分でできる対処と業者に頼むべきケースをわかりやすく解説します。

シャッターの音がうるさい主な原因

① ガイドレールの潤滑不足・汚れ

最も多い原因が、スラットとガイドレールの摩擦です。潤滑が切れたり、レールの溝に砂埃・ゴミがたまると、こすれて「キーキー」「ギシギシ」という音が出ます。

② スラット・部品の緩みやガタつき

スラット同士の連結部やガイドレールの固定ビスが緩むと、開閉時や風でスラットが暴れ、「ガタガタ」という音や振動が発生します。

③ バランスバネ・巻取りシャフトの劣化

手動シャッターでは、バランスバネの弾力低下やシャフト軸受けのサビによって、巻き上げ時に「ギーッ」という重い音が出ることがあります。これは劣化のサインです。

④ 電動部(開閉機)の異音

電動シャッターでは、開閉機(モーター)内部のギア摩耗やベアリング劣化で「ゴー」「ウィーン」という異音が大きくなることがあります。関連記事「シャッターから異音がする原因」もご覧ください。

音の種類別・原因の見分け方

音の種類から、おおよその原因を推測できます。まずは自分のシャッターの音がどれに近いか確認してみましょう。

音の種類 考えられる主な原因 対処の方向性
キーキー/ギシギシ ガイドレールの潤滑不足・摩擦 清掃+シリコンスプレー注油
ガラガラ スラットの汚れ・軽微な変形 清掃・目視点検
ガタガタ/ビビリ 部品の緩み・固定不良 増し締め(軽度なら自分でも可)
ギーッ(重い音) バランスバネ・シャフトの劣化 業者点検を推奨
ゴー/ウィーン 開閉機(モーター)の劣化 業者点検を推奨
シャッターの各部と、それぞれで発生しやすい音を対応づけた図

自分でできる対処と注油の手順

潤滑不足や汚れ、軽い緩みが原因であれば、次の手順で改善できることが多いです。

手順 内容 ポイント
① 清掃 ガイドレールの溝のゴミ・砂を除去 乾いた布や細いブラシで丁寧に
② 注油 レールにシリコンスプレーを薄く塗布 油性潤滑剤(CRC等)はゴム劣化のため不可
③ 開閉テスト 数回ゆっくり開閉してなじませる 音が軽減するか確認
④ 増し締め 緩んだ固定ビスを締め直す 無理な力はかけない

潤滑にはシリコン系スプレーを使い、ガイドレールの走行面へ薄く塗布します。塗布後は数回開閉して全体になじませてください。

やってはいけないNG行為

・CRC556などの油性潤滑剤を使う(ゴムパッキンを傷め、ホコリを呼んで逆効果)

・バランスバネに自分で注油・調整する(強い張力があり重大事故の恐れ)

・異音がするのに無理に開閉を繰り返す(部品破損が進行する)

・開閉機のカバーを外して内部に触れる(感電・故障のリスク)

業者に依頼すべきケースと費用の目安

清掃・注油をしても改善しない、または以下に当てはまる場合は、無理をせず専門業者へ相談しましょう。

  • 巻き上げ時の「ギーッ」という重い音(バネ・シャフトの劣化が疑われる)
  • 電動シャッターの「ゴー」「ウィーン」という大きな異音(開閉機の劣化)
  • 音とともに動きが重い・途中で止まる(複合的な不具合の可能性)
作業員がガイドレールや巻取りシャフト周辺を点検・注油しているシーン

参考として、音に関する修理・メンテナンスの費用目安は以下の通りです。

対応内容 費用目安(税別)
点検・清掃・注油 5,000〜12,000円
部品の増し締め・調整 5,000〜15,000円
バランスバネ交換 30,000〜60,000円
開閉機(モーター)交換 80,000〜150,000円

※あくまで目安です。正確な費用は現地調査後のお見積もりでご確認ください。関連記事「シャッター修理費用の相場」もご覧ください。

静かなシャッターにするための予防・対策

① 定期的な清掃と注油(月1回目安)

ガイドレールの清掃とシリコンスプレーによる注油を習慣にすると、摩擦音の多くを防げます。日常メンテナンスがもっとも効果的な騒音対策です。

② 静音・防音タイプへの交換

築年数が経った古いシャッターは、開閉音が大きくなりがちです。静音設計や防音性の高いタイプに交換することで、騒音を大幅に軽減できます。関連記事「防音シャッターとは?騒音対策に効果はあるか」で詳しく解説しています。

③ 電動化で開閉音をコントロール

手動シャッターを電動化すると、勢いよく巻き上げる際の衝撃音が抑えられ、静かでゆっくりした開閉が可能になります。

まとめ

シャッターの騒音は、キーキー音なら潤滑不足、ガタガタ音なら部品の緩み、重い音や電動部の異音ならバネ・開閉機の劣化と、音の種類でおおよその原因を見分けられます。まずは清掃とシリコンスプレーでの注油を試し、それでも改善しない場合や重い音・電動部の異音がある場合は、故障を防ぐためにも専門業者へ相談しましょう。

シャッターのことなら当社へご相談ください

シャッターの騒音・異音のお悩みは当社にお任せください。現地調査・お見積もりは無料、即日対応も可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

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付録:本記事で使用した専門用語一覧

用語 解説
スラット シャッターカーテンを構成する横長の羽根板。複数枚が連結される。
ガイドレール シャッター両端の縦のレール。スラットの走行を案内し脱落を防ぐ。
バランスバネ 巻取りシャフトに付くねじりバネ。シャッターの自重を相殺し開閉を補助する。
巻取りシャフト シャッターケース内の回転軸。バネの力でスラットを巻き上げる。
開閉機(モーター) 電動シャッターの駆動装置。巻取りシャフトを回して開閉する。
シリコンスプレー ゴムを傷めにくいシリコン系の潤滑剤。シャッターの注油に適する。

この記事について

執筆・編集:関東シャッターセンター編集部
運営:関東シャッターセンター(株式会社TYシステムサービス)/東京都新宿区高田馬場2-6-3
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