窓シャッターが動かなくなったとき、多くの方がまず気になるのが「修理にいくらかかるのか」ではないでしょうか。モーターの交換で済むのか、シャッターごと取り替えるのかによって、費用は大きく変わります。
この記事では、当社がこれまでに施工した窓シャッターの事例から、工事の種類ごとに実際の費用を整理しました。電動窓シャッターの開閉機(モーター)交換、一式交換、手動窓シャッターの中身交換、手動から電動への切り替えの4つに分けて紹介します。お見積りを依頼する前に準備しておくとよいことも、メーカーの公式情報をもとにまとめます。
窓シャッターの主な工事の種類
三協アルミの修理案内では、窓シャッターの修理内容として、電動シャッターでは「操作ユニットの交換」「モーターの交換」「片寄りの調整」「スラットの交換」、手動シャッターでは「座板錠の交換」「ばねの巻き調整」が挙げられています。部品の交換や調整で直らない場合や劣化が進んでいる場合は、内部の部材を入れ替える工事や一式の交換を検討します。
| 工事の種類 | 内容 |
|---|---|
| 開閉機(モーター)交換 | 電動窓シャッターの駆動部分を交換する |
| 中身交換 | ケースやガイドレールを活かし、カーテンや巻き取り部分など内部の部材を入れ替える(当社での呼び方) |
| 一式交換 | シャッター全体を新しいものに取り替える |
| 電動化 | 手動の窓シャッターを電動で開閉できるようにする |
窓シャッターの電動・手動それぞれの特徴は関連記事「窓シャッター電動・手動のメリットデメリット」で解説しています。
電動窓シャッターの開閉機(モーター)交換の実例
当社の開閉機交換の目安は、住宅用の窓シャッターで工事費込み・税込7万円〜です。実際の施工事例では、次のような費用でした。
| 事例 | 地域 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 事例028 | 千葉県 | 窓電動シャッター モーター交換 | 180,000円 |
| 事例056 | 埼玉県 | 電動窓シャッターの開閉機交換 | 181,700円 |
| 事例045 | 東京都 | 電動窓シャッター(シャフト型開閉器交換) | 190,000円 |
| 事例051 | 埼玉県 | 窓電動シャッター モーター交換 | 220,000円 |
| 事例053 | 神奈川県 | 窓電動シャッター モーター交換 | 220,000円 |
| 事例065 | 埼玉県 | 台所窓の電動シャッター 開閉機交換 | 220,000円 |
当社の施工事例では、電動窓シャッターの開閉機(モーター)交換は180,000円(事例028)から220,000円(事例051・053・065)でした。目安の金額と実際の費用に差があるのは、シャッターの大きさや機種、交換する部品の範囲などが現場ごとに異なるためです。
モーターの寿命については関連記事「シャッターモーターの寿命は?」もご覧ください。
一式交換の実例
スラットの変形や部品の劣化が複数に及んでいる場合は、シャッターを一式で交換することがあります。当社の施工事例では、次のような費用でした。
| 事例 | 地域 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 事例046 | 埼玉県 | 窓手動シャッター 一式交換 | 190,000円 |
| 事例035 | 埼玉県 | 窓電動シャッター 一式交換 | 200,000円 |
| 事例037 | 東京都 | 電動窓シャッター 一式交換 | 400,000円 |
当社の施工事例では、手動の窓シャッターの一式交換が190,000円(事例046)、電動の窓シャッターの一式交換が200,000円(事例035)、400,000円(事例037)でした。同じ電動の一式交換でも、窓の大きさや選んだ製品によって費用に幅があります。
手動窓シャッターの中身交換の実例
手動の窓シャッターで、開閉が重い・動きが悪いといった症状が続く場合は、ケースやガイドレールを残して内部を入れ替える中身交換を行うことがあります。
| 事例 | 地域 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 事例017 | 東京都 | 窓手動シャッター 中身交換(2箇所) | 385,000円 |
| 事例057 | 千葉県 | 手動窓シャッター2か所の中身交換 | 420,000円 |
当社の施工事例では385,000円(事例017)、420,000円(事例057)で、いずれも2か所分の費用です。開閉が重くなる原因については関連記事「シャッターが重い原因5つと軽くする対処法|バネ調整は業者へ」で解説しています。
手動から電動への切り替えの実例
毎日の開け閉めの負担を減らすために、手動の窓シャッターを電動にするご相談もあります。当社の施工事例では、手動窓シャッター2か所の電動化が385,000円(事例090)でした。
| 事例 | 地域 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 事例090 | 東京都 | 手動窓シャッター2か所の電動化 | 385,000円 |
電動にすると、停電時の開け方も確認しておく必要があります。YKK APのFAQでは、電動シャッターは非常開放機構があるものに限って停電時に手動で開けられ、非常開放機構は後から取り付けられないと案内しています。電動化を検討する際の考え方は関連記事「手動シャッターから電動シャッターへの切り替えメリット・デメリット」や関連記事「電動シャッターは後付けできる?」をご覧ください。
見積りを依頼する前に準備しておくこと
窓シャッターの修理や交換の見積りを依頼する際は、次の情報をそろえておくと、状況を正確に伝えやすくなります。
- 商品ラベルの内容:YKK AP・三協アルミの案内では、窓シャッターの商品ラベルはシャッターの室内側(内側)の下部に貼られているとされています。三協アルミによると、ラベルにはメーカー名、シリーズ名、商品記号などが記載されています。
- 写真:シャッター全体、シャッターケース(BOX)の形、座板の鍵などの部品、電動の場合は操作スイッチ(三協アルミの案内より)
- 窓の大きさと、家を建てた(シャッターを付けた)おおよその時期
- 症状:動かない、途中で止まる、重い、異音がする など
三協アルミは、サッシが自社製でも、シャッターは後から他社製を取り付けている場合があるため、まずシャッターのメーカーを確認するよう案内しています。メーカーごとの特徴は関連記事「三和シャッターの特徴とよくある修理」などのメーカー別記事でも紹介しています。
まとめ
当社の施工事例では、電動窓シャッターの開閉機(モーター)交換が180,000円(事例028)〜220,000円(事例051ほか)、一式交換が190,000円(事例046)〜400,000円(事例037)、手動窓シャッター2か所の中身交換が385,000円(事例017)・420,000円(事例057)、手動からの電動化が385,000円(2か所・事例090)でした。開閉機交換の当社の目安は、住宅用の窓シャッターで7万円〜(工事費込み・税込)です。
実際の費用は、窓の大きさや機種、交換する範囲によって変わります。商品ラベルや写真を準備したうえで、現地で状態を確認してもらい、見積りを比べながら検討しましょう。修理費用の全体像は関連記事「シャッター修理費用の相場一覧|バネ・モーター・スラット交換の料金」もあわせてご覧ください。
シャッターの鍵・錠前のトラブルは当社にお任せください。現地調査・お見積もりは無料、即日対応も可能です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
付録:本記事で使用した専門用語一覧
| 用語 | 解説 |
|---|---|
| 開閉機 | 電動シャッターを巻き上げ・巻き下げする駆動装置。窓シャッターではモーターと呼ばれることも多い。 |
| シャフト型開閉器 | 巻き取りの軸の部分に組み込まれたタイプの開閉機。 |
| 中身交換 | シャッターケースやガイドレールを残し、カーテンや巻き取り部分など内部の部材を入れ替える工事。 |
| 一式交換 | シャッターのケース・レール・カーテンなど全体を新しいものに取り替える工事。 |
| 非常開放機構 | 停電時などに電動シャッターを手動で開けられるようにする仕組み。 |
| 商品ラベル | メーカー名・シリーズ名・商品記号などが書かれたラベル。窓シャッターでは室内側の下部に貼られている。 |