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昭和のシャッターは修理できる?古いシャッターの修理・交換と費用

長年使ったシャッターの症状・部品の確認と当社事例の費用

昭和のシャッターは修理できる?古いシャッターの修理・交換と費用

この記事の結論

昭和の頃に取り付けたような古いシャッターでも、合う部品が手に入れば、巻き取り部(スプリングシャフト)や鍵だけの交換、スラット・座板まで入れ替える「中身交換」で直せる場合があります。一方で、部品がすでに廃盤になっていて部品交換では直せず、シャッターごと取り替えることになる場合もあります。メーカー名や型式が分からなくても、現地でシャッターの種類と状態を確認すれば判断できます。重い・下がってくる・異音がするといった症状があれば、使用を控えて点検を受けましょう。

「昭和の頃から使っている店舗のシャッターが重くなってきた」「親の代に付けたガレージのシャッターで、メーカーも分からない」。古いシャッターの調子が悪くなったとき、そもそも修理できるのか、取り替えるしかないのか、迷うこともあるのではないでしょうか。

この記事では、長年使ったシャッターで見られる症状、メーカーが分からないときの確認ポイント、修理と取り替えの考え方を、当社の施工事例の実際の費用とあわせて紹介します。

昭和に付けたシャッターは今も修理できる?

合う部品があれば、部分的な交換で直せる場合がある

昭和の時代は1989年1月までなので、その頃に付けたシャッターは30年以上使われていることになります。これだけ長く使ったシャッターでも、すぐに取り替えが必要とは限りません。シャッターは、巻き取り部(スプリングシャフト)、カーテン(スラットをつないだ幕)、座板、ガイドレール、鍵などの部品でできているため、傷んだ部品を交換して直せる場合があります。

たとえば、東京都足立区の施工事例は、30〜40年使われた店舗前の手動シャッターで、開け閉めのときに引っかかりがあり、その後動かなくなったというご相談でした。スラットやガイドレールはそのまま使い、巻き取り部のスプリングシャフトだけを交換しています。また、東京都江東区の施工事例は、30〜40年使われた貸家入口の手動シャッターで、鍵が錆びついて使えなくなっていたため、鍵本体とラッチを交換しました。シャッター本体はそのまま使い続けています。

部品が廃盤で、部品交換では直せないこともある

一方で、古いシャッターは、使われている部品がすでに廃盤になっていることがあります。メーカーの案内でも、販売を終了した製品について、交換用の部品を代替品も含めて用意できなくなった例が示されています。

東京都板橋区の施工事例は、事業所入口の古いバランスシャッター(軽量手動)2連で、上げ下げが重いというご相談でした。現地で確認したところ、既存の部品がすでに廃盤で、部品交換では修理できない状態だったため、既存のシャッターを撤去して新しい軽量手動シャッターに取り替えています。修理できるかどうかは、年数だけでなく、合う部品が手に入るかどうかでも変わります。

長年使ったシャッターで見られる症状

開け閉めが重い・上げても下がってくる

手動シャッターは、巻き取り部のバネの力でカーテンの重さと釣り合いをとって開け閉めしています。メーカーの案内では、開け閉めが重くなった場合、バネの調整や巻き取り部への注油である程度改善できる場合がある一方、長年の使用でバネが劣化している場合は、バネ付きの巻き取り軸ごとの交換が必要とされています。窓シャッターの取扱説明書にも、開閉力は年月とともに重くなってくると書かれています。

東京都国分寺市の施工事例は、約40年使われた店舗入口の軽量手動シャッターで、重くて、上げてもゆっくり下がってきてしまうというご相談でした。バネが切れたときの症状は、関連記事「シャッターのバネが切れた場合」で詳しく説明しています。

鍵が回らない・鍵穴に入らない

江東区の事例のように鍵が錆びて動かなくなっている場合は、鍵本体やラッチの交換で直せることがあります。鍵穴が回らないからといって、無理に力をかけて回すと、鍵や部品を傷めるおそれがあります。

スラットの変形・錆・異音

塗装が色あせ錆が出た古い手動シャッター

窓シャッターの取扱説明書では、開閉の妨げになるキズや曲がりなどの変形、異常な音がないかを確認するよう案内されています。メーカーのFAQでも、いつもの開閉音と明らかに違う音や、ケースの中から音がする場合は故障の可能性があり、使い続けると事故につながるおそれがあるため点検が必要とされています。

症状考えられること修理の方向性
開け閉めが以前より重いバネの劣化、ガイドレールの汚れバネの調整、スプリングシャフトの交換、中身交換
上げても下がってくるバネの力がカーテンの重さを支えきれていない使用を控えて点検。スプリングシャフトの交換、中身交換
鍵が回らない・入らない鍵の錆や部品の欠け・外れ鍵本体・ラッチの交換。状態によって中身交換
スラットが曲がっている・ずれている物が当たった、長年の使用による変形スラットや座板の交換、中身交換
いつもと違う音がする部品の劣化や故障の可能性使用を控えて点検
斜めのまま動かない・急に落ちるバネや部材の破損、カーテンの片寄りすぐに使用を中止し、修理を依頼

シャッター業界の安全資料でも、いつもと違う動きや音があるときは、速やかに使用を中止して点検を受けるよう呼びかけられています。長年使ってきたシャッターでも、気になる症状があれば早めに相談しましょう。

メーカー名や型式が分からないときの確認ポイント

ラベル(銘板)が貼られていないか見てみる

シャッターには、メーカーや機種によって、型式や製造番号などを記したラベルが貼られていることがあります。ケースの表面に機種を見分けるラベルを貼っているメーカー(位置は機種により左右どちらか)や、商品名シールの番号を製造番号として扱うメーカーもあります。シャッター本体やケースの周りを、無理のない範囲で見てみましょう。

ただし、昭和の頃に付けたシャッターでは、ラベルがはがれていたり、文字がかすれて読めなかったりすることがあります。高い位置のケースを確かめるために、不安定な台に乗ったり、ケースを開けたりするのはやめてください。

分からなくても、伝えておくと役立つこと

メーカー名が分からなくても、修理の相談はできます。次のことを伝えていただくと状況をつかみやすくなります。

  • 手動か電動か、店舗・ガレージの入口か、住宅の窓か
  • おおよその使用年数(「昭和の頃から」「建物と同じくらい」など、分かる範囲で)
  • どんな症状が、いつ頃から出ているか
  • シャッター全体、ケース、鍵まわりの写真(ラベルがあればその写真も)

当社では、現地でシャッターの種類や寸法、ケースの中の状態を確認し、交換できる部品があるか、どこまで直す必要があるかを見たうえでお見積りしています。メーカーごとの特徴は、関連記事「シャッターメーカー一覧と比較」で紹介しています。

部分修理・中身交換・一式取り替えの考え方

古いシャッターの直し方は大きく3つです。どれになるかは、傷んでいる範囲と、合う部品が手に入るかで決まります。

部分修理:傷んだ部品だけを交換する

鍵、座板、スプリングシャフトなど、不具合の原因になっている部品だけを交換する方法です。費用は抑えやすい一方、ほかの部品は古いまま残ります。足立区の事例では、既存のスラットと新しいスプリングシャフトの釣り合いが合わない点をご説明し、ご納得いただいたうえで作業を終えています。古いシャッターの一部だけを新しくすると、こうした点が出ることもあります。

中身交換:枠やケースを活かして内部を入れ替える

ガイドレールやケースはそのまま活かし、スプリングシャフト・スラット・座板など内部の部品をまとめて新しくする方法です。埼玉県川越市の施工事例は、約30年使われたアパートの手動窓シャッター3か所が固くなり、1か所は開かなくなっていたというご相談でした。現地でバネの劣化とスラットのずれを確認し、3か所とも中身交換を行っています。国分寺市の事例では、中身交換に加えて左右のガイドレールに新しいレールをかぶせました。

一式取り替え:シャッターごと新しくする

古い店舗に新しく取り付けた軽量シャッター

部品が廃盤で手に入らない場合や、全体の傷みが進んでいる場合は、既存のシャッターを撤去して新しいものに取り替えます。先ほどの板橋区の事例のほか、東京都新宿区の施工事例では、約40年使われ、引っかかって開け閉めしにくくなった掃き出し窓の引き戸式の雨戸を撤去し、手動の窓シャッターを新しく取り付けました。修理か交換かで迷うときの費用の考え方は、関連記事「シャッター修理の見積りが高い?費用が決まる仕組みと確認ポイント」も参考にしてください。

取り替えるなら、手動から電動にする選択肢も

古い手動シャッターを直すタイミングで、電動に変えるという選択肢もあります。メーカーの案内では、既存の手動シャッター(バランスシャッター)は、開閉機の付いた巻き取り軸に交換することで電動に変更できる場合があり、窓シャッターにも手動から電動にする商品があります。いずれも現地調査が必要で、状況によっては変更できないこともあります。

埼玉県朝霞市の施工事例は、約50年使われた工場入口の手動シャッターが古くなり、交換したいというご相談でした。打ち合わせの中で電動にしたいとのご希望をいただき、既存のシャッターを撤去して軽量電動シャッターを新しく取り付け、押しボタンスイッチとリモコンを設置しています。停電時には手動に切り替えて開け閉めできる仕様です。

古いシャッターの修理・交換:当社事例の実際の費用

長年使われたシャッターの施工事例から、作業内容ごとに紹介します。

施工事例使用年数・症状主な作業費用
東京都江東区の事例を見る30〜40年。鍵が錆びて使えない鍵本体・ラッチの交換77,000円
東京都足立区の事例を見る30〜40年。引っかかり、動かなくなったスプリングシャフトの交換152,064円
東京都新宿区の事例を見る約40年。窓の雨戸が引っかかって開け閉めしにくい雨戸を撤去し、手動窓シャッターを新規取り付け280,000円
東京都国分寺市の事例を見る約40年。重くて、上げても下がってくるスプリングシャフト・スラット・座板の中身交換、ガイドレール左右の取り付け330,000円
埼玉県川越市の事例を見る約30年。窓シャッター3か所が固い、1か所は開かない3か所の中身交換430,000円
埼玉県朝霞市の事例を見る約50年。老朽化した手動シャッターを電動にしたい既存撤去、軽量電動シャッターの新規取り付け750,000円
東京都板橋区の事例を見る古いバランスシャッター2連が重い。部品が廃盤既存撤去、軽量手動シャッター2連の新規取り付け803,000円

同じように古いシャッターでも、直す範囲によって費用は大きく変わります。大きさや箇所数、手動か電動かによっても変わるため、どこまで直すかは現地でシャッターの状態を確認して決まります。

なお、バネには強い力がかかっているため、自分で巻き直したり外したりするのは大変危険です。ご自身でできるのは、ガイドレールにたまった砂やホコリを取り除く程度にとどめましょう。

当社は現地調査・お見積もり無料です。古いシャッターの調子が気になる方は、無料見積もりページからご相談ください。

よくある質問

Q. 昭和に付けた古いシャッターでも修理できますか?

A. 合う部品が手に入れば、スプリングシャフトや鍵の交換、スラット・座板まで入れ替える中身交換で直せる場合があります。ただし、部品がすでに廃盤になっていて部品交換では直せず、シャッターごと取り替えることになる場合もあります。現地で状態を確認して判断します。

Q. シャッターのメーカーが分からなくても修理を頼めますか?

A. 頼めます。シャッターにはメーカーや機種によって型式などを記したラベルが貼られていることがありますが、古いものでははがれていたり読めなかったりすることもあります。手動か電動か、おおよその使用年数、症状、写真などを伝えていただければ、現地でシャッターの種類と状態を確認してお見積りします。

Q. 修理と取り替えは、どう決めればいいですか?

A. 傷んでいる範囲と、合う部品が手に入るかで決まります。不具合の原因が一部の部品なら部分修理、内部の部品全体が傷んでいれば枠やケースを活かす中身交換、部品が手に入らない場合や全体の傷みが進んでいる場合は一式取り替えが選択肢になります。

Q. 古い手動シャッターを電動にできますか?

A. 開閉機の付いた巻き取り軸に交換して電動に変更できる場合や、窓シャッター用に手動から電動にする商品があります。ただし現地調査が必要で、状況によっては変更できないこともあります。シャッターごと電動シャッターに取り替える方法もあります。

東京・神奈川・埼玉・千葉でシャッターの修理先をお探しの方へ
関東シャッターセンターが現地調査・お見積もり無料で伺います。お電話は 0120-971-466 まで。

まとめ

昭和の頃に付けたような古いシャッターでも、合う部品が手に入れば、部分修理や中身交換で直せる場合があります。一方で、部品が廃盤になっていて、シャッターごと取り替えることになる場合もあります。メーカー名や型式が分からなくても、現地でシャッターの種類と状態を確認すれば、どこまで直すかを判断できます。

当社の施工事例では、鍵の交換で77,000円、スプリングシャフトの交換で152,064円、中身交換で330,000円、手動から電動シャッターへの取り替えで750,000円でした。重い・下がってくる・鍵が回らない・いつもと違う音がするといった症状があれば、バネには触らず、早めに点検を依頼してください。

古いシャッターのことなら当社へご相談ください

長年使ったシャッターが重い、鍵が回らない、メーカーが分からないなどのお困りごとは当社にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。

▶ お問い合わせはこちら:https://kanto-shutter.info/

付録:本記事で使用した専門用語一覧

用語 解説
バランスシャッター バネの力でカーテンの重さと釣り合いをとって開け閉めする手動シャッター
スプリングシャフト バネ(スプリング)が組み込まれた、カーテンを巻き取る軸
カーテン スラットをつないだ、シャッターの幕の部分
スラット シャッターの幕を構成する細長い板
座板 シャッターカーテンのいちばん下に付く部材。鍵が付いていることが多い
ガイドレール カーテンの左右を通して上下の動きを案内する溝状の部材
ラッチ 鍵の操作と連動して出入りし、閉めたシャッターを固定する部品
銘板(ラベル) メーカーや型式、製造番号などを記した表示。機種によって有無や位置が異なる
廃盤 製造・販売が終了し、部品が手に入らなくなること
中身交換 ガイドレールやケースを活かし、スプリングシャフト・スラット・座板など内部を交換すること
一式取り替え 既存のシャッターを撤去し、新しいシャッターに取り替えること
開閉機 電動シャッターを動かすモーターを中心とした装置

この記事について

執筆・編集:関東シャッターセンター編集部
運営:関東シャッターセンター(株式会社TYシステムサービス)/東京都新宿区高田馬場2-6-3
対応エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 シャッターの修理・交換・新設、点検に対応しています。
お問い合わせ:0120-971-466(24時間受付)

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